tokujinsan’s diary

趣味ゲームの制作日記。

【AIの進歩と今後の世の中】

ここ最近、AIという単語をよく目にする。

Artificial Intelligence(人工的な知能)の略称でAI。

 

将棋や囲碁といったゲームにおいて、

人がAIに勝つことが難しい時代になっている。

オセロに至っては既にAIによる必勝法が解析されており、

後手(白)の勝利が確定している。

 

今後、AI技術の進歩は活発になっていくと考える。

2045年にはAIの知能が人間の知能を超えるとも予想されている。

 

その際に世の中はどうなっているのだろう、少し考えてみる。

 

まず、人間が面倒だと思うことは次々とAIに任せるようになるだろう。

人間は直接会話するのが面倒だから電話を作ったし、

洗濯が面倒だから洗濯機を作ったし、

歩くのが面倒だから車を作った。

・・・他にも挙げればキリがないが。

 

人間は楽をしたがる生き物だ、

自分が面倒だと思うことを他にやってくれる人がいるなら、

それに越したことはないと考えるだろう。

 

相手はAIだ。

人よりも正確で、嫌な顔もしない、愚痴もこぼさない。

面倒ごとはまかせてしまえばいい。

 

ならば面倒ごととは何だろう。

それは自分の時間を奪うものの事だと仮定してみる、

先ほど例に出した電話も、洗濯機も、車も、

自分の時間を確保するためのものだ。

 

余分なことで時間を取られることがなくなるわけだ。

 

自分の時間を奪うものが世の中から消滅したら何が起きるのか。

結果はシンプルで、自分の時間を使うことが出来るようになる、

本を読みたい人は読めばいい、SNSをやりたい人はやればいい。

つまりは好きなことを目一杯して生きていける時代になるのではないか。

 

もちろん人間としての常識の範囲内であることが前提だが、

どこかで目にした「好きなことで生きていく」が現実となるわけだ。

 

となると世の中にはどんな仕事が残るのだろうか。

 

人間にできて、AIにはできないこと。

それが人間に残された仕事となる。

 

そこで一つの案として「人間を楽しませる事」があると思う。

AIには基本的に感情は持たせられない、

理由としてはAIに感情なんて邪魔なものでしかないからだ、非合理的で非効率。

 

そこでエンターテインメントのクリエイターなんてどうだろう、

人に「面白い」を届ける仕事だ。

「面白い」の表現は様々で、

泣ける映画、ホラーゲーム、ギャグアニメ、感動する小説、等々・・・。

 

「面白い」には喜怒哀楽以上の表現がある。

この部分を追究できる仕事は間違いなく「面白い」。

 

もちろんAIで出来てしまうことを、

自分の手でやることも一つの生きる道だ。

AIの力を借りずに生きるのが好きならば、

それが「好きなことで生きている」なによりの証明だと思うから。

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